2005年06月10日

1-3.GT4について

Globus ToolkitGlobus Allianceが開発した、Grid構築のためのミドルウエアですGlobus Toolkitの現バージョンは 4.0 となっており、略してGT4です。GT4で何ができるかですが、これだけではそれほど面白いことはできません。どこかのサーバーにJobを投入できる、とか、どこかのサーバーから別のサーバーにファイルを送ることができる、とか、いくつかのサーバーが持っている情報を1箇所に集めることができる、とかです。

ですが、とても重要なセキュリティ機能があります。シングルサインオン機能です。Gridは複数のマシンをあたかも自分のマシンであるかのように利用するわけで、マシン毎にサインオンしていたのでは使い勝手が悪過ぎです。このシングルサインオン機能はGridにはなくてはならないものと言えます。

そして、これらのGT4の機能を利用して、Grid環境を構築します。そのためには、いろいろ作らなければなりません。また、他の団体、企業で開発しているツールと組み合わせることで、Grid環境が構築できたり、構築しやすくなったりもします。ですが、現時点では、決定的な組み合わせはないと思います。僕の所属する会社でも、何かいいものを作ろうとしているのですが、その話題はまだ書けません。当面はGT4のみに絞ります。

こちらのサイトもどうぞ。ウィキペディアのGlobusの解説
posted by ハタケヤマ モトヒロ at 18:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 1.GT4紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大変参考になるので拝見させて頂いています。今私は、グリッド環境を構築し、オートのミック環境を実現することを目標に取り組んでいるところです。今GT2をインストして簡単なMPIプログラムを実行させるのにも一苦労でした。卒業研究でやっているのでまたしばらくお世話になります。
Posted by いつき at 2005年11月18日 17:08
コメントありがとうございますm(__)m。しばらく気づきませんでした、すいません。

僕もGT3を入れていたときに、Pre-WS(GT3にもGT2の機能が残っていたんですね。試してないですがGT4にもあるようです)とMPICH-G2で、MPIのプログラムを動かしてみたことがあります。

単純なソートプログラムだったんですが、データ送信の時間が大きくあまり速くならなかったので残念でした。

グリッドって問題の分割が難しいですよね。
Posted by pon at 2005年11月30日 10:57
その後CPUの性能などが異なるPC環境で負荷分散をやってみました。
均等分散-->低性能のPCに全体の処理時間が引きずられる、
最適分散-->均等分散よりは早いが同時に結果が返る時にボトルネックになる。
処理を投げたPCに他のPCから処理結果が返るとき、
ボトルネックになったりネットワークに負荷がかかる事が実際にあり、広い範囲でのグリッドが本当に実現するのかどうかと思ってしまいました。
…というのが現段階で初心者の私が理解できた事です。
Posted by いつき at 2006年02月28日 14:32
おっ、いろいろ試されてますね。僕のところでも、やりとりするデータが大きすぎて駄目だったですね。ネットワークが速ければ違うんでしょうけど。

グリッドを構成する環境が格段に良くなったとしても、1つの問題を複数のマシンに分割するというのが大変だろうと思います。
Posted by pon at 2006年03月01日 17:19
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